intel CORE i3-12100F×RTX3060Ti ベンチマーク検証

 


第3回目の検証はintel製CPU CORE i3 12100FとRTX3060Tiでベンチマークを回していきます。

1.PC構成



以上の構成で検証しました。
DDR5メモリを使用すると割高になり、
i3のコスパが悪くなるので、i3では使用しません。

 

2.CinebenchR23

スコア8473で、他の方達が挙げているスコアと大差なく、
CPUは正常に機能している事が分かります。

 

 

※今回から4Kでのスコアを載せていきます。フルHD環境ではほとんど上限に近い性能が出ており、今後差が出づらいと判断したためです。私の環境では4K144FPSまで対応しています。

3.FF15ベンチマーク
軽量品質



スコアは17848、非常に快適判定でした。

最低FPSが42、最高FPSが234、平均FPSが179でした。

とうとう平均で144FPSを余裕で超えてくるようになりました。

ベンチマーク開始時FPSが低いため、最低値は低めです。

実際は終始滑らかな描写ができていました。

 

 

 

標準品質

スコアが15666、非常に快適判定でした。

最低FPSが42、最高FPSが221、平均FPSが156でした。

標準品質でも平均144FPSをわずかに超えています。

最低設定でFPSの底上げを考えなくてよいパワーがありそうです。

軽量品質と標準品質でのスコア差が無くなってきています。

 

 

 

高品質

スコアは11556で、非常に快適判定でした。

最低FPSが28、最高FPSが180、平均FPSが115でした。

平均120FPS出ていませんが、それでも十分に滑らかに動いています。

しかし重い場面でのカクつきがあるので、CPUが足を引っ張ているかもしれません。

 

 

 

4K軽量品質

スコア8197、快適判定でした。

最低FPSが28、最高FPSが112、平均FPSが82でした。

フルHD環境と比べてFPSはかなり下がっています。

これくらいであれば何とか遊べるかな?レベルです。

しかし画質を下げた4Kでプレイする必要は感じないですね。

 

 

 

4K標準品質

スコア6032で、快適判定でした。

最低FPSが21、最高FPSが85、平均FPSが60でした。

重い場面ではずっと60FPSを切っており、プレイするのはストレスがたまりそうです。

やはり4K環境はこの構成だと厳しいようです。

 

 

 

4K高品質

スコアが5176で、やや快適判定でした。

最低FPSが15、最高FPSが73、平均FPSが51でした。

画質はきれいですが、アクションをプレイするにはカクつきがありすぎます。

これではゲームを快適にはプレイできないですね。

 

 

 

3.APEX LEGENDS 訓練場
訓練場 最低設定

訓練場内を1周し、最後にR99を120発ほど打って計測終了しました。

最低FPSが262、最高FPSが281、平均FPSが278でした。

現在の環境ではモニターのFPS上限が280FPSです。

軽い設定であれば上限まで到達していることになります。

 

 

 

訓練場 最高設定

最低FPSが168、最高FPSが280、平均FPSが229でした。

先程よりFPSが下がっていますが、平均200FPSを超えており十分実践レベルです。

 

 

訓練場 4K最低設定

最低FPSが85、最高FPSが145、平均FPSが125でした。

平均FPSが120は出ていますが、これでするならフルHDを最高設定でしたほうがきれいで、より快適にプレイできますね。

平均120FPS出ていますが100を切ることもあり、プレイしていると少し気持ち悪く感じました。

 

 

 

訓練場 4K最高設定

最低FPSが65、最高FPSが122、平均FPSが90でした。

最低設定よりプレイしていると、気持ち悪さが強く出てきました。

FPSが安定していないことが原因かと思います。

 

 

 

4.APEX LEGENDS カジュアル
カジュアル 最低設定

最低FPSが126、最高FPSが280、平均FPSが246でした。

降下中が最も重かったですが、それでも120FPSを切っていません。

バトロワモードでも平均240FPS出ています。

この水準であれば十分マスターを目指したり、真剣にAPEXがプレイ出来そうです。

 

 

カジュアル 最高設定

最低FPSが127、最高FPSが216、平均FPSが164でした。

先程よりFPSが下がりましたが、それでも平均144PS以上出ています。

きれいな画質・高FPSを十分両立出来ているといえます。

 

 

 

カジュアル 4K最低設定

最高FPSが70、最高FPSが143、平均FPSが101でした。

プレイはできますが、FPSが安定していないので、戦闘面で不利に感じます。

フルHDで240FPSを経験した後ではとても続ける気は起きないかと思います。

 

 

カジュアル 4K最高設定

最低FPS46、最高FPS110、平均FPS75でした。

画面酔いとの格闘がメインになります。

チャンピオンを取る頃には心身ともに疲弊しているでしょう。

つまりプレイは困難です。画面が止まったりはないです。

 

 

 

5.消費電力

この構成での消費電力です。FF15ベンチマークを回している時のものです。

330W前後で推移していました。RTX3050が250W、RTX3060が300W前後でした。

 

 

 

6.スコアの比較

RTX3060からRTX3060Tiと比較して

軽量品質約19%UP、標準品質約26%UP、高品質約25%UP

 

 

 


RTX3060からRTX3060Tiと比較して

訓練場最低設定FPS9%UP,最高設定FPS44%UP

 

 

 

RTX3060からRTX3060Tiと比較して
カジュアル最低設定FPS5%UP,最高設定FPS32%UP.

 

 

 

6.価格コムでの最安構成(7月20日時点)



計122228円でした。RTX3060とは19000円程高くなっていました。

 

 

7.検証結果

RTX3060と比較して、より重いゲームや画質を上げてプレイするときに大きく差が出るようです。

逆に軽めのゲームだと3060と大きく差が出づらく、自分の用途に合わせて購入する必要があるようです。

差額は2万円程度なので余裕があればRTX3060Tiを購入してもよいかと思います。

まだ価格の上昇と性能の上昇が釣り合っているように感じました。

 

 

 

長文を読んでくださりありがとうございました。

次回はintel CORE i3-12100F×RTX3070で検証していきます。